春陽炎

香西薰( 香西かおり ) 春陽炎專輯

2.愛憐歌

作詞:いではく
作曲:鈴木淳

顏をあげれば東の空に
浮かぶ半月 黃昏もよう
遠く見下ろす 街場の燈り
二年の月日は思い出ばかり
あなたの心のどこに私がいたのでしょう
聞いても寫真が笑うだけ
哀しみ抱いたまま たどる道
歌う愛憐歌

道で行き交う誰もがみんな
見えるしあわせ 氣のせいですか
ふたつ たむけた桔梗の花と
お酒の瓶がせめての想い
あの頃 ふたりで飲んではしゃいでいたものを
今では哀しい彼岸會(ひがんえ)に
淚でつぶやいた あんた馬鹿
ひとり愛憐歌

夕餉の仕度も 心むなしいものだけど
明日をみつめて生きるため
ため息 捨てました今日からは
夢で愛憐歌